将来の自分の大切な人のためにできること~抗生物質と健康
こんにちは!
ぱんなです。
今回は抗生物質について書きたいと思います。
ゴールデンウィーク前後で、風邪をひくなど体調が悪くなった方もいるかと思います。
ぱんなもその1人です。
ゴールデンウィークの後半から鼻水が止まらず、鼻をかみすぎて鼻の下が痛くなりました。
今年は5月にもかかわらず、インフルエンザに罹患する人もいましたね!
ぱんなの友人もインフルエンザでゴールデンウィークの半分は寝込んでいたと言ってました。
そもそも風邪は、ウイルスの感染によって発症します。
風邪をひいたとき、
家で余っている家族の抗生物質を服用したり、
病院に受診して抗生物質を下さいとお願いする方もいらっしゃると思いますが、
抗生物質は風邪の治療薬ではないのです。
中耳炎や咽頭炎など発症している病気によっては抗生物質での治療は有効ですが、
風邪の場合は、症状を緩和する薬が処方されます。
例えば、
熱があれば、熱を下げる薬
喉が痛ければ、痛み止めの薬
鼻水がでる場合は、鼻水を止めるような効果がある薬
咳がでる場合は、咳を止める薬
たんがでる場合は、たんを出す薬など
もし、抗生物質を必要としない風邪で、抗生物質を使い続ける人が多いと、将来どうなってしまうでしょうか?
現在、風邪に抗生物質を使わないように、適正使用の取り組みが広がりつつあるようです。
その理由は、抗生物質の耐性菌を防ぐためです。
昔、インフルエンザの治療薬であるタミフルが効かないタミフル耐性菌が話題になりました。
今は抗生物質を服用して治る病気でも、耐性菌が増えてしまうと、
治療ができなくなる可能性が示唆されています。
治療薬がないので、このまま様子みましょう。
大げさに言ってしまうと、健康的な成人と比べて、
小児や高齢者など免疫力や体力が低い場合は、
命の危険性もありますよね。
将来、自分の大切な家族や友人が、
抗生物質の耐性菌によって苦しむようなことがあったらと思うと怖いものです。
世界的にも耐性菌について問題視しているようです。
そもそも、薬を使うことがないくらい健康的なからだにする為に、
生活習慣を整えて免疫力を高めたり、
自然治癒力を高めたりすることは大切だと思います。
また、自分自身が感染源にならず、周りの人を助けるという視点でも健康なからだでいることは大切ですね!
仕事もプライベートも充実させたいからこそ、
日々の生活を見直します。
ぱんな